仙台港に停泊中の世界唯一の捕鯨母船『日新丸』(捕鯨会社「共同船舶」(東京)が所有)の視察にパラオ共和国大使ピーター・アデルバイ大使と共に行ってまいりました。
『日新丸』は、キャッチャーボート(母船に付属して鯨を捕らえる役の船)が捕らえた鯨を解体・加工・格納する捕鯨船でその大きさは、全長130メートル、幅20メートル、8145トンもある。
この船は、船内に加工・冷凍施設も完備されており、パッキングまで自動で出来る船です。
パラオ共和国政府は、カツオやマグロなど同国内で漁獲された魚をこの船で冷凍加工し、輸出する事を計画しているとのこと。
【船内にて】
船舶会社の方からの説明を図面を見ながら熱心に聞く大使
大使から数多くの質問がありました
船内を視察中(メインコントロール室)
甲板にて集合写真
『日新丸』船長(左)
アデルバイ大使(右)
『日新丸』をバックにアデルバイ大使(右)と岩田総領事(左)
今回視察した『日新丸』は、1987年に建造され、老朽化のために11月で役目を終えます。
南極海への航海は27回に上るなど日本の調査捕鯨の中核を担ってきたこの船の歴史を船内を視察する事で実際に感じることができました。
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